2023年11月 今月のこの逸曲(洋楽編) Part.4
今回は2023年11月にリリースされた[デュア・リパ] (Dua Lipa)の [フーディーニ](Houdini)を紹介します。
- リリース日：2023年11月10日
はじめに・・・
世界中でデュア・リパの名を広めた大ヒットしたセカンド・アルバム[Future Nostalgia](フューチャー・ノスタルジア)がリリースされたのが2020年3月なので既に3年半以上経っているのですね。
このブログでも昨年2022年ですがインプレッションをアップしました。
特にアルバムからの大ヒット曲の[Levitating](レヴィテイティング)が超ロング・セラーとなり2022年頃までチャートを賑わせていたのでもうそんなに経っているのかという感じはしないですが時が過ぎるのは早いものです。
今年に入ってからは、夏に映画Barbieのサントラから]Dance The Night](ダンス・ザ・ナイト)がヒットし、ちょっとお久しぶり感を感じましたが、今年2曲目のこの新曲は来年2024年にリリース予定の3枚目のオリジナル・アルバムからのリード・トラックです。
丁度先週の11月18日にこのシングルのローンチイベントとして来日していたようで、ネットニュースや彼女のインスタでは着物を着てお茶とたてたり、寿司ネタを切る彼女の姿が上がってます。
ローンチイベントといってもファンとの交流やマスコミとのインタヴューのようなお仕事的な記事は確認できませんでした。
観光・遊び?で来日して楽しい体験をSNSに上げることで新曲の宣伝をするという感じだったようです。
何処にいてもプライベートをSNSに上げるという忙しさって、セレブの日常の忙しさって大変なんだなあと思ってしまします。
それでもここら辺から次のチャプターに向けてデュア・リパ再始動といったところでしょうか。
トラック・インプレッション
サウンド印象的なベースとキーボードリフとから始まり、ちょっとダークでシリアスになったかというところはありますが、エンディングで顕著になるトーキング・モジュレーター等も印象的なミドル・テンポのダンス・チューンです。
80年代ダンス・ディスコ・サウンドのアップデーターである安心のデュア・リパ節といったところでしょうか。
この曲について彼女は音楽情報サイトのスパイスで下記のように語ってます。
Duaは「Houdini」について「夜が終わりに近づき、少し汗ばんでいる午前4時の気持ちを表現しており、パーティーが終わって欲しくない状況を表現している」と語っている。
デュア・リパ（Dua Lipa）、新曲「Houdini」をリリース＆MV公開 「夜が終わりに近づき、少し汗ばんでいる午前4時の気持ちを表現」| spice
相手に探りを入れて、自分に取って必要な人かどうかを、時には挑発して吟味しながら誘っているといった歌詞のように感じました。
恋愛の歌なのでしょうが、彼女の周囲にいる関係者が自分に取って必要な人かどうかを駆け引きしながら観察する印象を感じます。
そんなところと正規の奇術師フーディーニを掛けているように思えます。
PVは、下世話な話になってしまいますが、やせすぎない健康的な身体でダンスする相変わらず綺麗なデュア・リパが観ることができます。
ダンスフロアでのレッスンシーンから始まり、大勢の男性ダンサーとにぎにぎしく絡んでいくPVは往年のマドンナの大ヒット曲[Hung Up]を思い出させました。
曲のテンポも似てたりしてこれは明らかにオマージュでしょう。
続いて2023年11月の逸曲(洋楽編) 5曲目に続きます。
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