2023年11月 今月のこの逸曲(洋楽編) Part.2
- リリース日:2023年9月29日
2023年11月の逸曲(洋楽編)第二弾は、は023年9月末にリリースされたイン・シンク (‘NSYNC)の [ベター・プレイス] (Better Place)を紹介します。
といっても9月末のリリースなのでちょっと出遅れました。
この曲は映画[Trolls(トロールズ)]シリーズ新作[Trolls Band Together]のオリジナル・サウンド・トラックに収録されている先行リリース曲です。
映画はポップやロック等、6つの音楽のルーツを持つ村のキャラが織りなすミュージカル・アニメとのことで音楽ファンはちょっと惹かれます。
アメリカでは2023年11月17日に劇場公開予定のようですが、現時点ではまだ日本公開の情報は出てないようですね。
アニメといってもディズニーではなく、[シュレック]や[カンフー・パンダ]が有名なドリームワークスの映画です。
そして、イン・シンク (‘NSYNC)は、アメリカの男性アイドルグループです。
活動期が1995年から2002年で、丁度、私の洋楽聴き空白期に人気を博したグループで、アメリカでは1,000万枚級のアルバム・セールスを連発する大スターでした。
イン・シンクといえば、リード・シンガーのジャスティン・ティンバーレイクです。
ちょうど私が洋楽を聴きを再開した2000年代後半頃、アルバム[FutureSex/LoveSounds (フューチャーセックス/ラヴサウンズ)] からシングル・ヒットが連発されて大ヒットしていたので、何度か聴いていて、当時は「これが今の最新ポップスはこれかぁ」と感慨深かったアルバムです。
始めは80年代ポップスのキラキラ感とは異なりピンときませんでしたが、聴いていくうちに、トラックがシンプルかつクールで、グルーヴ感が気持ち良いR&Bチューンが満載で沸々と熱くなれる曲が詰まってて好きなアルバムです。
この[ベター・プレイス] (Better Place)は、映画のサントラのファースト・カット・シングル、そしてイン・シンクとして久々の新曲ということもあってか、ポップで聴きやすく仕上がってます。
このサントラ自体もジャスティンがエグゼクティブ・ミュージック・プロデューサーを前作に引き続き務めており、この曲以外にも、カミラ・カベロ、トロイ・シヴァンや、映画の声優さんも参加しており、明るい聴きやすいポップな曲が揃っています。
ジャスティン、こんなポップで明るく元気になるサントラ作るなんて多才だなと感じてしまいます。
映画が観たくなるサントラです。
良曲が並ぶサントラですがやっぱりこの曲が特出しています。
ヴァースからプリ・コーラスからコーラスと、初めから終わりまで通して、もろメロディアスでダンサブルです。
曲全体が口笛のワン・フレーズとシンクしてバラード調で始まり、ジャスティンのヴォーカル・パートで一転、ディスコ風に変わるコーラス部とか曲構成も秀逸です。
他のメンバーのヴォーカルも味があるのですが、こう聴いてみるとジャスティンのヴォーカルは衰えなしで、ジャスティンの声だと聴いてすぐわかるファルセット・ヴォーカルは特出しています。
最近、魅力的なヴォーカリストというと女性ばっかりなのですが、こうやって一世を風靡した男性ヴォーカル・グループの曲を聴くと男性ヴォーカルも色気を持っているなと改めて感じます。
ネット情報を見るとジャスティンが他のメンバーを企画的に誘った感じなので、イン・シンクとしてのこれからの活動もジャスティンの気分次第といった感じでしょうか。
続いて2023年11月の逸曲(洋楽編) 3曲目に続きます。
コメント