Atomic City – U2

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2023年10月 今月のこの逸曲 (洋楽編) Part.4

  • リリース日:2023年9月29日
U2の「Atomic City - Single」
アルバム・2023年・1曲

2023年10月の逸曲 4曲目は9月29日にリリースされたU2の [アトミック・シティ] (Atomic Cityを紹介します。

ガンズ、ストーンズ、そしてこのU2と並ぶどうしてもベテラン勢を優先して選曲する私って新しいものに追いつけないのかと思いつつ、良いものは良いし実際良い曲をリリースしていると思います。

U2の単なるシングルというだけでなくラスベガスに出来たスフィア(Sphere)という新世代のエンターテイメント体験を提供するレジデンシー公演のプロモーション的な意味合いがあります。

スフィアは巨大な球体型アリーナで、壁から天井までドーム状の高解像度スクリーンに覆われた会場でライヴと映像による今までない視覚・聴覚・体感に訴える没入感たっぷりのエンタメVR空間が体験できるというものです。
ネットの写真や蘊蓄の情報見ても体験・体感するまではわからないと思います。

曲はというと、典型的なU2らしさを感じるギター・ロックですが、U2にしては平凡でスフィアの宣伝曲の色合いが強いです。曲ラストの歌詞「今夜ラスベガスの最前線で今夜とんでもないことが起きる」というところでもそう感じます。

ラスベガスの都市でのU2のストリート・ライヴといった感じで、スフィアの施設の凄みを感じられるPVではないですが、Universal Music Japan Internationalの公式アカウントでYoutubeにPVが和訳付きでアップロードされているのでこれは一見の価値はあります。

【和訳MV】U2 – Atomic City / アトミック・シティ【スフィアの会場を使用したMV】

ベテラン中のベテランバンドのU2ですが、このようなエンターテインメントのテクノロジーの最先端に挑戦していくことは今までのキャリアで示してますし、U2位のお金を動かせるビッグ・バンドでないと成し得ない規模です。

この試しみがどのような結果になるかは分かりませんが、ライヴ体験もアーティストのパフォーマンスを見るだけでなく、テクノロジーを駆使したエンターテイメントとの融合の試しみが今後も続いていくと思われます。

夢のある話ですが、観る側としては今でさえ高価なチケット代が、一般庶民にはさらに非現実的な金額になっていく方が心配だったりします…

次がラストです。2023年10月の逸曲(洋楽編) 5曲目に続きます。

Un Preview,Monaco - バッド・バニー (Bad Bunny)
2023年10月最後の逸曲は2023年の10月13日にリリースされたバッド・バニー (Bud Bunny)の 最新オリジナル・アルバム[Nadie Sabe Lo Que Va a Pasar Mañana]に収録されているシングル曲数曲を紹介です。

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