LOA – Furui Riho

Love_One_Another-Furui_Riho

今月のこの逸曲(邦楽編) Part.1

  • リリース日:2023年11月22日
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今回は2023年11月にリリースされたFurui Riho の [LOA]を紹介します。

昨年リリースされたシングルなのですが、年末から1月にかけてJ-WAVEのTOKIO HOT 100にランクインして、Furui Rihoさん本人がゲストに来たりで結構聴く機会が多く、良い曲だなと思ったので紹介です。

Furui さんは小学生の頃からゴスペルクワイアでの活動をルーツに持つ、2019年にデビューした北海道出身のシンガー・ソング・ライターさんです。
昨年はJ-WAVEが選ぶ今聴くべきネクストカマーの最新楽曲[SONAR TRAX]に選ばれたり、TOKYO HOT 100で3位にランクインしたり、J-WAVEが推しているアーティストです。

TOKYO HOT 100はクリス・ペプラーさんの軽快なトークで、洋楽・邦楽満遍なく今の最新のヒット曲が紹介されているの毎週聴いている大好きな番組で、音楽情報収集には重宝しています。
選曲は好きなのですが、このチャートというのが微妙で結構意外な曲が上位に来たりします。

チャートの集計要素は下記のようです。

このチャートは、J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、SNSのポスト回数をポイント計算。番組では世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは2月18日(日)付のチャートを紹介!

新東京、離婚伝説らフレッシュな注目アーティストがTOP10入り!【最新チャート】| J-WAVE NEWS

最近のニューカマー・アーティストはJ-POPなんだけどサウンド的に歌謡曲的な湿り気を一切持たずに、ヒップホップも自然にこなして日本語の歌詞をうまく乗せる感覚がうまい人が多くなったなぁと思います。
この人もそんな傾向を顕著に感じるシンガー・ソング・ライターです。

フィーリングがオーガニックで適度にシャレてるこの曲がJ-WAVEのイメージにもピッタリハマって売り出されているように感じます。

この曲はアコースティックなR&Bサウンドで、日曜日の陽だまりにピッタリなふんわり暖かい曲に仕上がっていて、声がナチュラルで歌の上手さが一発で伝わってきます。

Furui Riho – LOA (Official Music Video)

ゆったりとしたシンプルなピアノで始まる明るく元気になるメロディで自己肯定感を押し上げるような歌詞が優しい曲になっています。
このアコースティックでナチュラルで余計な音数を減らしたR&B路線のポップな感じをうまく推し進めていくと大化け、大バズりしそうな予感がします。

タイトルの[LOA]は本人解説によると下記だそうです。

今作のタイトル「LOA」(読み:ロア) は“Love One Another”の略であり“互いに愛し合う”という意味。“人を愛する”にはまず“自分を愛して”いないといけないという、Furui Rihoが今伝えたいメッセージを詰めこんだ1曲だという。

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Furui さんの他の曲も数曲聴いてみました。

ダンサブルに少し攻めたファンキーな感じの曲があったりするのですが、メロディ作りが上手いので他のアーティストへの楽曲提供でも活躍しそうです。

[LOA]では感じられなかったヒップホップっぽい感覚を混ぜたヴォーカル・スタイルだったり、R&B路線の優しく癒し系のヴォーカルの曲もあったりします。

ここまで曲作りも歌も上手いと器用というより持って生まれた感覚とか、自身の幼少期から培われたきた才能持っているのだなぁとつくづく感じます。

最近では三浦大知のニュー・アルバムとのコラボでSFチックな近未来的なサウンドに挑戦したりしてます。

続いて2曲目に行きます。

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