Stick Season (We’ll All Be Here Forever) – ノア・カーン (Noah Kahan)

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2024年1月 今月のこの逸曲(洋楽編) Part.1

  • リリース日:2023年7月8日
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今回は2023年7月にリリースされたノア・カーン (Noah Kahan)の [スティック・シーズン] (Stick Season (We’ll All Be Here Forever))を紹介します。
2023年6月にリリースされたアルバム[Stick Season (We’ll All Be Here Forever)]に収録されてます。2022年10月リリースのオリジナル・アルバムにさらに曲を追加して再リリースされたものです。

これを何故に2024年が明けてしまった1月に取り上げたかというと、この曲は1月23日現在、Apple Musicの[トップ100:USA]では22位、[トップ100:UK]ではなんと1位と、人気アーティストの新譜からのトラックに並んで健闘しているのでどんな曲だろう聴いてみると今のヒット曲には珍しいフォーク・ロックでした。
US Billboard Hot 100では最高位14位、UK Singles Chart ではさらに1位ゲットとヨーロッパでの健闘が目立ちます。

ノア・カーンはアメリカはバーモント州出身の2024年現在27歳のシンガー・ソング・ライターで、2019年にデビュー・アルバムをリリースし、このアルバム(Stick Season]で3作目となります。
若手でしかもアーティストとして油の乗ってきた頃といったところでしょう。

[KAHAN]の読みは[カハン]か[カーン]が迷うところですが、数少ない日本での紹介もどちらかで紹介されていますが、Wikiを見る限りでは[カーン]という読みが正しいようです。

前述のようにシングル[Stick Season]を含むニュー・アルバムのオリジナル版は既に2022年10月にリリースされましたが、リリース後に、アルバム内の[Dial Drunk]ポスト・マローンをフィーチャーし、2023年7月に[Northern Attitude]をアイルランドのシンガー・ソング・ライターのホージアー(Hozier)をフィーチャーし2023年11月にリリースする等、他の人気アーティストとのコラボとしてシングル・リリースし、さらなるアーティストと曲の人気と知名度を上げていってます。
これは最近よくある販促手法ですが、そんな相乗効果も功を奏して今回のヒットの一端となるっとは思います。

また、ある洋楽情報サイトでは、オリヴィア・ロドリゴがBBCラジオでこの曲をカヴァーしたこともイギリスで話題になり、この曲の大ヒットとなりました。この曲のヒットはオリヴィアが一役買ったと言ってと過言では無いでしょう。

そして[Stick Season]、何気なく聴いてみましたが、そんな他アーティストのコラボは単なる話題作りとばかりにノア本人のソングライティングの才能の賜物と言っても良いような逸曲に仕上がってます。

Noah Kahan – Stick Season (Official Music Video)

歌詞は恋人の気変わりによる失恋の後の怒りややるせなさ、自暴自棄やあきらめと、別れと悲しさを受け入れる言葉が、呟きや独白のように、でもどこかファニーで暗くならず、聴いていると何故か微笑ましくなったり応援したくなったり、自分に投影したりしてしまうような、失恋ソングなのにどこか逆に励まされているような歌詞になっています。

[the season of the sticks (枯れ枝の季節)], [I’ll drink alcohol ’til my friends come home for christmas (友達がクリスマスに帰ってくるまで酒でも飲み続けるか…)]という言葉が冬をイメージさせるのも今の季節にヒットしている要因でしょうか。

フォークであるけど、ボン・イヴェールやフリート・フォクシーズ等のオルタナ・フォークのように聴く前に構えてしまうようなとっつきにくかったり難解な訳ではなく、メロディが綺麗でポップでありカントリーっぽいトラディショナル感が郷愁を誘うけど典型的で保守的なカントリーでもなく、そしてアメリカの大陸的な大らかさがあるけどカラッと乾き切っておらず適度な湿り気を感じられるのがアメリカのみならずヨーロッパでも人気の秘訣でしょう。
前述のポスト・マローンやホージアーとのコラボ曲のようなポップ・ロックといった側面もあり、ライヴでシンガロングできるような親しみがあるところも良いですね。

ちょっと日本では人気になりづらい人だと思いますが、大物になる前のライブハウスでの単独日本公演やフェスでの来日…なんてことがあれば是非観てみたいアーティストです。

続いて2024年1月の逸曲(洋楽編) 2曲目に続きます。

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