2024年2月 今月のこの逸曲(邦楽編) Part.2
- リリース日:2024年2月2日
今月の逸曲2曲目は2024年2月2日にリリースされたあいみょんの [リズム64]を紹介します。
人気のシンガーさんなのでずっとつまみ聴きはしていたのですが、昨年リリースの[愛の花],[ノット・オーケー],[あのね]が個人的にかなりツボに入り、ここにきてあいみょん熱が上がってきていました。
[あのね]なんかは主題歌となった映画(窓ぎわのトットちゃん)までにみに行きませんでしたがPVの風景や世界観、そしてあいみょんの表情が凄く良かったです。
聴き込みが足りなかったとは思うのですが、今まで初期の過激な歌詞と言われる曲を含めてアルバム単位でもあいみょん素晴らしいなぁとまでは思ったことはなかったのですが、2022年リリースの[瞳へ落ちるよレコード]は結構好きなアルバムとなりました。
そして2023年のシングル曲も気に入り、あいみょんの持つハートフルさとか慈愛の気持ちを出した歌がうまく自分にフィットしてきたのかなと思ったりしています。
多分、あいみょん自身は何も変わらずシンガー・ソング・ライターとして成長を続けているのでしょうが、一時は時の人のような騒がれ方が少し落ち着き、私自身が先入観を持たずに素直に聴くようになったのも要因かなと思います。
そし今年あいみょんリリース1曲目のシングルがこの[リズム64]です。
あいみょん曰く64というのはあいみょんにとって一番心地よいと感じるBPMということらしく、時計の秒針の速度よりもちょい早いリズムですね。
健康な人の安静時の心臓の鼓動といったところでしょうか。
相変わらずグッと掴んでくる歌い出しで、今回はタイトル通りリズムがいい感じに軽く跳ねながらも切ないメロディがあいみょんらしい逸曲となっています。
正直、昨年の私にとっての名シングル曲程のインパクトはなかったですが、リズム楽器隊のグルーヴ感を重視した曲且つ、相変わらずの安心のあいみょん節です。
そんなグルーヴの余韻が続く曲のエンディングも印象的でした。
続いて3曲目に行きます。
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