Water – タイラ (Tyla)

water-tyla

2023年12月 今月のこの逸曲(洋楽編) Part.1

  • リリース日:2023年7月28日

12月の私が選んだ逸曲(洋楽編)の1曲目は2023年7月28日にリリースされたタイラ(Tyla)のWater(ウォーター)です。
5ヶ月前リリースの曲ですが、じわじわと盛り上がっていき今や世界中で大ヒット中です。

私がこの曲を知ったきっかけになったのは、毎週チェックしている今流行りの洋楽が聴けるアラン ジェイさんの[COUNTDOWN RADIO]や、クリス・ペプラーさんの[TOKYO HOT 100]等で今年秋頃からよく耳にするようになりました。
今では日本でもヒット中の洋楽曲になっています。

Tyla – Water (Official Music Video)

タイラは2002年生まれの南アフリカ出身の若いアーティストで、デビュー時の2019年10月に[Getting Late]というシングルをするも、PV制作がコロナ・パンデミックのせいで大幅に遅れて2021年1月に公開されたようです。

コロナの脅威が日本でも緊急事態宣言で本格的になったのが2020年の3月で、当然世界でもパンデミック状況下になっているのでPV制作が遅れたようです。

ただ、タイラ自身はインタビューでこのPVリリースの遅れは不幸中の幸いと語っていて、後の南アフリカでのヒットに結びつき、2022年にはNetflixドラマで使用された[Overdue]という曲もドラマとともに南アフリカでヒットしました。

話しは変わりますが、ここ数年、欧米以外の国である韓国のK-POPや、ラテン・アメリカのレゲトンにラテン・トラップが世界的トップスターを輩出する程人気になっており、このタイラは南アフリカ出身です。

タイラのスタイルはアフリカ発祥のアマピアノというらしく、アフリカン・ビートとハウス・ミュージックを融合させた四つ打ちビートにとらわれないリズムとエレクトロ感と少しBPM緩めのゆったり感が特徴です。

アフリカ出身というとナイジェリア出身のレマ(REMA)が有名ですね。
いずれにせよ、ワールド・ミュージックというと敷居の高い通の聴く音楽というイメージがありましたが、今やクール&ポップな音楽を作る若くてルックスの良いアーティストが台頭してきています。
このタイラも声は大人っぽいですがPVでみるととても若くてチャーミングで大人びた美しさも兼ね備えているブライテスト・ホープです。

そしてこの曲は最近よくあるTiktok で多くの人達にも使用されバイラルヒットして世界的で火がついたヒット曲です。

こういった新しい音楽スタイルにフックがあって印象的なメロディを付けた歌を、ダンスで目を惹かせて皆が真似してSNSで拡散させバズっていくというのは今のヒット曲の流れですね。
実際、Tiktokを少し覗いてみると後ろ向きになって腰を動かすセクシーなダンスが良く見られます。

来年の2024年3月にオリジナル・アルバムもリリースされるようで、サブスクでこの曲を含めて一部の曲が公開されてますが、この曲以外にも同じテイストのクールでメロディアスでダンサブルな曲が聴けます。
BPMが少し緩めの感じのエレクトロが耳障りが良く誰もが聴きやすく気に入る曲なのですが、アマピアノといった先端のスタイルがどうかを知らなくとも、自分なりに耳と体でサウンドを感じ取り心地よくなれる今年後半のスマッシュ・ヒット・チューンです。

夏っぽく涼しけでチルなヴァイブが気持ち良いですね。
とにかくこの人はこの曲以外にもメロディも綺麗なので今後アーティストとしてもブレイクして行くと思います。

タイラのプロフィールとアマピアノについては no+e の DIGTRACKSさんのサイトに詳しく書かれていました。写真も多くてタイラの魅力が伝わると思います。

そんな中で新たに注目を集めているのが、南アフリカ共和国発のAmapiano(アマピアノ)というジャンルです。このハウスミュージックのサブジャンルは、Tyla(タイラ)という才能あふれるシンガーによって牽引されています。彼女の2023年のシングル「Water」は現在バイラルヒットとなり、アマピアノの魅力を世界中に広めています。

「Water」がチャートを席巻!!今更だけど知りたい!南アフリカの新星TYLAって? | no+e – DIGTRACKS

続いて今月のこの逸曲(洋楽編) Part.2 へ続きます。

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