ウーマン・オブ・ザ・イヤー (Woman of The Year)- ザ・ヴュー (The View)

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2023年9月 今月のこの逸曲 (洋楽編) Part.4

▼CD / THE VIEW / EXORCISM OF YOUTH (解説歌詞対訳付) / OTCD-6865

価格:2750円
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「今月のこの逸曲(洋楽編)」の4曲目はザ・ヴュー (The View)の[ウーマン・オブ・ザ・イヤー (Woman of The Year)]です。

2007年のデビュー・アルバムが全英ナンバー・ワンになって以来、日本でも人気があり、コンスタントな活動を続けていたバンドですが、2015年以来の長期の活動休止後の8年振りの6枚目のオリジナル・アルバム[エキゾシム・オブ・ユース(The Exorcism of Youth)]が2023年8月にリリースされました。

やっぱりメロディックなギター・ロックはやっぱり最高です。心にしっくりきます。

ファースト・アルバムのメロディック・ポップ・バンクといった感じの荒削りなギター・ロックも良いですが、この曲を含めたニュー・アルバム内の曲も、メロディに比重が置かれ、若さと青さをほんのり残しつつも、ベテラン・バンドとして成熟された気持ちをアップさせてくれるロック・チューンが満載です。

プロデューサーは、ダンス・エレクトロから、ロックではインディからオルタナ、ハード・ロックと幅広い数々のロックの名盤に携わってきた元キリング・ジョークのYouth(ユース)であり、このアルバムで聴ける今のバンドの良さを最大限に引き出していると思います。

その中でも今回紹介する[ウーマン・オブ・ザ・イヤー (Woman of The Year)]はPVにもなっています。

The View – Woman of the Year (Official Music Video)

歌詞の内容は「その年の(その年を代表する)女性」とどう結びつくのか意味不明でしたが、市井の人達、特に日々の暮らしで辛いことがあっても精一杯生きている女性達へ向けた歌といった感じです。

PVを見る限りでは何か辛い理由でシングルマザーとなってしまった女性が女の子を育てていく辛さや細やかな幸せが描かれているように思えます。

カイル・ファルコナーのクリアーでストレートに聴き手に突き刺さるヴォーカルと、アルバム内でもメロディの良さと元気をもらえるキター・ロック・サウンドが一番印象的に仕上がっている一曲です。

続いて2023年9月の逸曲(洋楽編) 5曲目に続きます。

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