2023年12月 今月のこの逸曲(洋楽編) Part.4
- リリース日:2023年12月1日
12月の逸曲(洋楽編)の4曲目は、Beyonce (ビヨンセ)の MY HOUSE(マイ・ハウス)です。
洋楽業界は12月はクリスマス月ということもあり邦楽とは違い新曲の少ない月ですが、やっと大物の新曲の紹介です。
ビヨンセは説明不要ですが、アメリカはテキサス州出身の名実ともに現在トップ・オブ・トップのポップス界最高峰のディーバです。
この曲は彼女はライヴ映画Renaissance: A Film by Beyoncéのエンド・クレジットで使用されている新曲としてリリースされています。
映画自体はルネッサンスワールド・ツアーのスウェーデンのストックホルムで行われた初日からアメリカのミズーリ州カンザスシティの最終日までを描いたもののようです。
日本でも日本語訳付き(楽曲自体の和訳はないようです)で年末に映画公開がされるようでちょっと気になってます。
それでこの曲、前半のサウンドはミドルテンポのドラムにシンプルなエレクトロのリフが気持ちを高揚させながら繰り返され、ヴォーカルはアジテーティングな男性コーラスで始まり、相変わらずカッコ良いビヨンセの力強く切れの良いヴォーカルが展開されていきます。
この曲は4分半程の曲ですが、2部構成になっていて、後半2分を過ぎてからは不穏なエレクトロビートに変わり、一部のパートで愛の賛歌的なアンセミックなコーラスが交わるというちょっと変わった構成になってます。
未来的なエレクトロ・ディスコと世界最高峰のディーバのビヨンセの声の融合となったアルバムRENAISSANCE路線の延長線上のサウンドといって良いですが、力強い曲なので映画の締めくくりに流れるとグッとくる最適なエンディングになっていそうです。
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