Perfume Countdown Live 2023→2024 “COD3 OF P3RFUM3” ZOZ5 – Perfume

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今回は2023年12月30日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催されたPerfumeのライヴ(Perfume Countdown Live 2023→2024 “COD3 OF P3RFUM3” ZOZ5)を紹介します。
ずっと行きたかったPerfumeのライヴ、堪能しました!

  • 公演名: Perfume Countdown Live 2023→2024 “COD3 OF P3RFUM3” ZOZ5
  • 会場: 神奈川・ぴあアリーナMM
  • 公演日時:2023年12月30日 15:30開場, 17:00開演

はじめに・・・

Perfume はファースト・アルバム[GAME]から聴き続けていますが、ここに来て初めてのライヴ参戦です。
ロンドン等海外で行ったCODE OF PERFUMEライヴは代表曲・人気曲を惜しみなく注ぎ込むライヴ映え重視のベスト選曲。それを日本でアップデートした形で行うのだから期待大です。

参考までに下は[Apple Music]での海外ライヴのセトリ・プレイリストです。日本でも大筋これと似てました。

コロナ禍が過ぎ、今年はカウントダウンライヴが結構ありましたが、Perfumeのカウントダウン・ライヴは2018年にこのぴあアリーナMMで行われたライヴから5年ぶりです。
本番のカウントダウン・ライヴは大晦日のファンクラブ P.T.A.会員限定なので、P.T.A.会員ではない私は大晦日前日の12月30日ライヴに参戦です。
仕事も終わって年末年始休みモードに入り込んみ、大晦日当日はゆっくり過ごしたいのでこの日がベストのライヴ日和です。
ライヴ後はお正月休暇で暫く休み、天気も冬にしては暖かく風の少ない冬晴れ、体のコンディションも良く、ライヴ楽しむモードで参戦です。

会場まで、そして着席・・・

当日は昼過ぎにPerfume好きの友人と横浜駅で待ち合わせし、ちょっと遠回りしましたが友人の知っている横浜駅西口出てまっすぐ5分程度のところにある松屋系のとんかつチェーンの松のやホテルユニゾ横浜西店で遅めの昼食。
厚切りトンカツをご飯お代わり自由で1000円以下で食べられる男飯の名店です。
トンカツ食べてる時点でガッツリですが、ライブ中のお腹の影響が気になるのでご飯はお代わりなしでガッツリ一歩手前で済ませます。
横浜駅近辺のお店はどこも混んでいてオシャレな店は高くつき、休日は店選びに難儀するので、少し歩いてたところにこんな安くてボリューミーな店があると横浜ライブ参戦時についついリピートしたくなります。

松のやから高島駅を通り20分程でぴあアリーナMMに到着です。

横浜駅前からぴあMMまでの経路はあまり横浜らしい異国情緒豊かな景観はないですが、時間に余裕を持って散歩がてら遠回りで歩いていくのが私のライヴの楽しみです。
なんだかんだ横浜駅周辺でのんびりし過ぎたので到着すると16時半、開演30分前なので開場の列も長くなっていてグッズ売場にも行けず入場を急ぎ席に直行します。Webで見た黒いロングスリーブTシャツが買いたかったのでちょい残念。帰りに行くと売り切れてました… 写真の左側を狙ってました…

ぴあアリーナMMは12,000人程度の収容人数なので、派手目なライティング等の演出も充分でき、重低音も効いてて、1万人以上クラスのアリーナに比べるとアーティストとの距離感もさほど気にならないので好きな会場です。
ちょっと遠いけどライヴでなければなかなか行かない横浜というのが気分が良いです。

私は一番安いクラスで立見エリアで2階でした。通常チケット購入にしては良いエリアが取れました。
実際、荷物やドリンクの置場に困るエリアですが、少しの我慢とコインロッカーへの荷物収納ができればどうせライヴ中に立つならリーズナブルエリアです。
ぴあMMの立見エリアは2〜4階の観客席最後部をぐるっと囲むようなおまけ席なのですが、写真のようにステージから一番遠いところながらほぼ真正面。
開演5分前には定位置に着き、ライブ開始を待ちます。

ライヴ・インプレッション

ライヴは開演時間から10分近く遅れて17時5分過ぎにスタート。
これを書いているのが年を越した1月前半なのでライティングや演出は忘れてしまいましたが、登場シーンからPerfume初見のファンにはあーちゃん、かしゆか、のっちの三人の姿を見たとたんに気持ちが盛り上がります。
どうしたものか友人も感極まって初めから大声で歓声しっぱなしです。

そして序盤の選曲 !
オープニングの三人の語りから、[FLASH]、 [エレクトロ・ワールド]、[レーザービーム]、[ポリリズム]と大ヒットかつアッパーな曲で序盤から畳み掛けてくれます。これは否が応でも気持ちと体が動きまくります。

ここで初めのMCです。MCは基本あーちゃんの独壇場ですが、来てくれたファンへの感謝の言葉で一体感を出しつつ、時折客を弄るMCはついつい笑顔になり一緒に声出ししてしまいます。

「みんな最初から飛ばしてるね〜!」「もうポリリズムやっちゃたよ!」「今日発散して来年には持ち越さないようしましょう〜」とあーちゃんが言ってましたが年末最後の大盛りには最高の序盤選曲です。
これで、もう代表曲全部やっちゃたじゃん、と一抹の不安がよぎらならないのが楽曲が充実しているPerfumeです。

Amazon PrimeでPerfumeのライヴが色々見れますが、そこで聞き慣れた「アリーナ! 2階! 男子! 女子! そうでない人! みんな!」のコールアンドレスポンスもあーちゃんのノリに合わせて童心に戻って素直に大声で応えます。

MCが終わると大ヒット・キラーチューンが続いたので目下の最新アルバム[PLASMA]からの未来的で少しクールで大人なPerfumeの新境地ダンスチューンで少し観客をクールダウンさせます。

[∞(無限)ループ]、ファンクテイストの[Spinning World][アンドロイド&]

[PLASMA]からポップな曲は避けてクールなテクノループとグルーヴが心地良い選曲で満足します。
今までのアルバムよりも少し地味な印象を受ける[PLASMA]の曲もこうしてライヴで体験すると改めてグルーヴ感の良さを感じます。

次は重めのテクノナンバー[FUSION]。長いイントロで繋いでいく序盤で三人は衣装直しです。
続いて[Edge]。ここら辺はハードなテクノゾーンでロックっぽいノリを持つ曲が続きます。
このハードテクノと彼女達の機械的なゆるふわヴォイスが乗るところに全く違和感を感じず、逆にかっこいいと思ってファンになり聴き続けてきたことを思い出したりします。

次の[CODE OF PERFUME]コーナーは往年のロック・コンサートでいえばソロコーナーです。
スピーディなテクノダンスナンバーに乗りながら三人が交代にダンスを披露します。
ここら辺は彼女達をダンス・テクノ系ユニットとして入ったファンであれば楽しめるコーナーですが、私のようにライヴやPerfume以外のテクノ系やダンス・ユニットを見慣れてないロック寄りの音楽から入ったファンが見ると唖然として過ぎていってしまう演目です。
実際、私も初めてなのでスゥっと通り過ぎていきました。

続いては最近のヒットナンバーが続いていきます。
[Moon]、[ラヴ・クラウド]ですね。
ともに[Moon – EP]からの曲で Moon はテレビ・ドラマ[ばからもん]の主題歌となった曲で耳障りの良いポップ・チューンですが、ラヴ・クラウドのPerfumeらしいテクノと今流行りのディスコ、R&B的なノリのサウンドは最新アルバム[PLASMA]へ続く新しいPerfumeの代表曲だと思います。

次の[すみっコディスコ]は目下の最新シングルです。
曲の披露の後はP.T.A.コーナーに続きます。
このコーナーもあーちゃん主導のコーナーで、ファンも一緒に楽しむコーナーです。
年末年始らしく「ゾー煮、ゾー煮、ゾー煮」「かどまつ、かどまつ、かどまつ」「鏡もち、鏡もち、鏡もち」「雪がっせん、雪がっせん、雪がっせん」といった掛け合いは馬鹿らしいくもついつい羞恥心を捨てて一緒やらせてしまう勢いがあるのがあーちゃんワールドの魔力です。

続く[すみっコディスコ]の振り付けでは、「おじちゃんも内股でやって…出来るよ…可愛いよ…」と客にツッコミを入れるところで皆の笑いを誘います。
あーちゃんの踊りを客も真似していきますが、左右対称となるので混乱するところをのっちが後ろ向きで見本を見せてくれてのっちが腕で力こぶを見せるところであーちゃんの「細すぎる腕っ」とつっこむくだりがかわいかったです。

楽しいコーナーが終わると、「これから私たち、後3曲やります。」と言い、改めて気合い入れに「アリーナ、2階、3階、4階、みんなー」とファンを充分煽ってからの[FAKE IT]
続いて、[チョコレート・ディスコ]
[チョコレート・ディスコ]は一緒に行った友人の一番好きな曲。そいつも大盛り上がりです。

ラスト曲前はアイドル・コンサートのようにちょっとベタにあーちゃんに導かれてかしゆか・のっちも挨拶。
かしゆかの学校のクラスのマドンナの学級委員長のような真面目な挨拶と、のっちの挨拶はちょと話題が散らかってましたが「CODE OF PERFUME はライヴのベスト盤」という言葉に今日のライヴの趣旨を再確認し、見にきていた小さいお子さんに「お母さんに今日はどんなライヴだったか、帰っていちから説明してごらん!」というあーちゃんとは違う天然ノリで客の爆笑と和みを誘います。
最後にあーちゃんから「今日を糧に来年も最高の年にしましょう」、かしゆかとのっちが2024年は辰年の年女のようで、その次はあーちゃんが巳年で年女ということで、あーちゃんの「これから私たちのゴールデン・タイムが始まります!」という頼もしいMCの後は最後の曲です。

続く締め曲となる[MY COLOR]のテクノなのになぜかノスタルジックなメロディの幸せ空気で包み込み、ステージは終わりとなりました。
この曲は私の中ではあまり印象がなかったのですが、Perfumeとファンにとって大切な曲のようです。
帰ってから改めて聴いてみると、歌詞にライヴの感激が蘇るPerfumeとファンの絆を歌っているようなメッセージが伝わってきました。

2時間弱のライヴは中弛みなんて一切なくノリノリであっという間に楽しく過ぎていき、自分の娘のような、お母さんのような母性(三人は私より全然年下ですが)を感じるキャラに触れることができ、私の今年最後の最高の年末ライヴ参戦も終わりました。

おわりに・・・

三人のダンス&パフォーマンスとバック演奏者が見えない三人だけのステージ。
惜しげもなく誰もが知っている大ヒット曲で飛ばす序盤。
現在最新の彼女たちの曲をじっくり味わいロックファンをも唸らせたハードテクノで魂を震わせる中盤の前半。
再び最近のポップでアッパーなヒット曲に戻り、和みコーナーでは一緒にダンスする中盤の後半。
あーちゃんの天然ながらも実は語彙力豊富なトークを駆使する天性のエンターテイナーぶりと、三人の掛け合いの面白さを楽しむ和やかムードのMCと三人と一緒にファンも参加して踊って楽しむコーナー。
名残惜し見ながら改めてライヴでお馴染みの代表曲で盛り上がるエンディング。
そしてそれぞれの場面に合わせてピックアップしたナイスな選曲。

彼女達の曲は意外と一曲一曲が長いので、後から考えるとファンとしてはあれもこれもやってないと感じることはありますが、今現在の代表曲が満載のステージであり、私の初めてのPerfumeライヴ体験は大満足の1日でした。

参考サイト

Perfumeファンのak_videnさんの not+ のロンドンでの CODE OF PERFUME ライヴ・ビューイング体験記です。私なぞよりよっぽどPerfume愛が感じられる方の感想文です。

去る6月3日20時、Perfumeの単独公演「CODE OF PERFUME」が開催されました。
ただ、この“6月3日20時”というのは、日本時間ではなくてロンドンの時間です。

CODE OF PERFUME 感想。~新曲披露と「MY COLOR」が与える多幸感~ | not+

セトリもしっかり掲載されていて私も行った12月30日の丁寧なレポートが嬉しい音楽ナタリーのライヴ・レポートです。

ファンクラブ「P.T.A.」発足15周年、そして日本国外に在住するファンを対象としたファンクラブ「WORLD P.T.A.」の発足10周年を記念して、12月31日の公演はFC会員限定で開催された。この記事ではFC会員以外も参加することができた30日の公演の模様をレポートする。

Perfumeが熱狂のカウントダウンライブで力強く予告「ここからゴールデンタイムが始まります!」 | 音楽ナタリー

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