- リリース日:2018/7/13
- 個人評価:★★★★
軽やかに変則的に、そこが心地よいアルバムです
今回は2018年にリリースされたダーティー・プロジェクターズ (Dirty Projectors)の11枚目のオリジナル・アルバムの [ランプ・リット・プローズ] (Lamp Lit Prose)を紹介します。
2017,2018年リリースのアルバム・レビュー群は、私が3年以上前の2019年頃にテキストに書いたままだった感想をリライトした蔵出しです。
稚拙だったり的外れだったりしますが、誤字脱字ベースの修正メインとし、あまり不必要な加筆はせずにアップします。
2002年デビューのアメリカのインディー・バンドです。
ヴォーカル、ギターのデイヴ・ロングストレス(Dave Longstreth)による彼のアイデアを実現するためのソロプロジェクトであり、過去メンバーが膨大にいる変則的なバンド形態です。
もうかれこれこれが11枚目くらいのアルバムのようで、音楽雑誌に新譜が出ると比較的レビューの頭の方に取り上げられ、気にはなっていたので初めて聴いてみました。
一聴すると軽く聞き流してしまいそうですがメロディが軽やかで心地よく、結構なギターバンドでギターが時に控えめだったり、時に結構トリッキーだったり聴いてて面白い絶妙感があり、なかなか浮遊感もあったりして気持ちいいです。
ヴォーカルも適度にエモーショナルで、トラックも一ひねりありながらも、シンプルに感じさせてくれ、且つ音が綺麗で気分が穏やかになれる曲がそろっていて捨て曲がないです。
5曲目の[Zombie Conqueror]という曲だけかなり変態的プログレッシブ感があるトラックです。
朝目覚まし音楽として一時期良く聴いてて、ちょっと変態的ギターと変則感がある音楽なのでまったりしながもしっかり目覚めさせてくれます。
軽くファンになったのですが、2002年のファースト・アルバム以降、コンスタントにアルバムをリリースしていたのですが、このアルバム以降はEPは2020年頃までリリースしていましたがアルバムとしては暫くご無沙汰なようです。
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