金曜日
うちの弁護士は手がかかる

- 系列:フジテレビ系(後9:00~9:58)
- 出演:ムロツヨシ、平手友梨奈 他
- 主題歌
アーティスト:ザ・ローリング・ストーンズ
曲名:Angry(アングリー)
ドラマ・インプレッション
金曜日のゴールデン・プライム・タイムにムロツヨシ主演という思い切った冒険に出たドラマ[うちの弁護士は手がかかる]です。
今作は、ムロさん演じるスター女優を育てた芸能事務所の元敏腕マネージャーが、平手さん演じる超エリートなのにどこか不器用でポンコツな新人弁護士に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する育成型リーガルエンターテインメント。
うちの弁護士は手がかかる | フジテレビ
とのことですが、いつものムロさんキャラから変わり映えせずどこか冴えない感じはあったけど敏腕っぽくはどうしても見えなかったし、平手さんは不器用でポンコツというか悪たれ付きまくる不機嫌女子にしか見えませんでした。
二人のコンビネーションがなんかしっくり来ず最後に何故か絆が芽生えて終わるというピンとこないドラマでした。
私は序盤の数話と終盤の2話位しか見てなかったので全話通しで見てればもう少し違った感想だったのかもしれません。
リーガル・ドラマとして各話のテーマは悪くはなかったと思うのですが…ちょっと個性に欠けるドラマでした。
主題歌インプレッション
このドラマを見始めたきっかけは、主題歌にザ・ローリング・ストーンズの2023年リリースの1stシングル[Angry(アングリー)]が使われていることでした。
この曲はこちらでインプレッション済みですので興味があれば読んでください。
ドラマのオープニングで出演者がこの曲をエアで演奏し、バックにAngryのPVでお馴染みのストーンズの面々まで映し出す全面タイアップで「おっ」と思わせますがそれ以外の絡みは一切なし。ムロさんの部屋にストーンズキャラのベロ・マーク[Lips and Tongue]のグッズが時折見える程度でした。
この手のリーガル・ドラマは大人(おじさん世代)を狙っているところがあると思うのでそこでストーンズというところもあったのかもしれませんが、どうせなら60,70年代ロックとちょっいちょい絡むような遊び心があると面白かったです。
例えば有名でもマニアックでも良いので日本の実力派のベテラン・ロック・アーティストがストーンズやっている演奏シーンを使うとか… どういったきっかけでストーンズを使うことになったのかは分かりませんがドラマと主題歌の繋がりの面白さがなかったのが残念です。
フェルマーの料理
- 系列:フジテレビ系(後22:00~22:54)
- 出演:高橋文哉、志尊淳 他
- 主題歌
アーティスト:10-FEET
曲名:Re方程式
TBS系金曜夜10時からの[フェルマーの料理]はほぼ未視聴のドラマです。
高橋文哉、志尊淳という今人気上り調子の若き俳優さんをダブル主演に据えてますが早々と一話目で脱落しました。
大概、ドラマは一話目が面白いとどう転んでもその先つまらなくはならないものですが、料理と数学という組み合わせの妙やドラマのテーマが観ていてピンときませんでした。
主題歌は10-FEETの「Re方程式」です。こちらは以前今月の逸曲でインプレッション済です。
「第ゼロ感」からずっと勢いを止めないストレートでメロディックで言葉遊びを絡めた歌詞がカッコよく、後半のラップパートからサビに戻るところが熱いです。これはライヴ映えしそうで、最近はテレビの歌番組のライヴもしっかりロック・バンドのカッコよさを出していて見ててスカッとするバンドです。
きのう何食べた? season2

- 系列:テレビ東京(深0:52~1:23)
- 出演:西島秀俊、内野聖陽 他
- 主題歌
[Op.] アーティスト:大橋トリオ , 曲名:カラタチの夢
[Ed.] アーティスト:Bialystocks , 曲名:幸せのまわり道
ドラマ・インプレッション
これは途中から見たドラマです。
西島秀俊、内野聖陽演じるシロさん、ケンジさんの男性カップルの日常生活を料理をテーマとしながら描いていくというものです。
正直このアラフィフとなった二入の関係を受け入れられる視聴者でないと面白みが分からないと思うのですが、シロさん、ケンジさんを初め出演者が暖かく明るい料理系ホームどらまとなっていることと、ゲイ・カップルが主演でありつつもLGBT要素をドラマの中で強く主張しないのでほっこり楽しめるものとなってます。
私は料理にはあまり興味がないのでホームドラマとして楽しめましたがノンケの視聴者にも考えさせられる場面があったりします。
主演のお二人は人気ドラマで主演を張るような有名俳優ですが、脇役の山本耕史や磯村勇斗もいい味出しているので途中からですが最後まで楽しく見続けられました。
主題歌インプレッション
主題歌はこのドラマに合ったほっこり系の曲が選曲されています。
オープニングは、大橋トリオの[カラタチの夢]、エンディングは、Bialystocks の[幸せのまわり道]です。
感想がちょっと思いつかないですが、どちらもどこか懐かしく心地良いメロディのアコースティックな佳曲です。
オープニング曲にクレジットロールで使われ、エンディングも曲が印象的に使われており、このドラマの雰囲気をより温かいものにしています。
すべて忘れてしまうから

- 系列:テレビ東京系(深夜0:52~)
- 出演:阿部寛 他
- 主題歌
参加アーティスト:TENDRE, Chara, ROTH BART BARON, 七尾旅人, 奇妙礼太郎,
三浦透子, No Buses, paionia, ヒグチアイ, ミツメ
ドラマ・インプレッション
金曜日は”はな金”(古っ)ということもありドラマ目白押しです。
こちらは今クール異色のは深夜ドラマであるテレ東系[すべて忘れてしまうから]です。
2022年に Disney+ で配信されたドラマをテレ東が放送しました。
これも残念ながら途中から見始めたのですが、原作は”燃え殻”という作家のエッセイをベースにしているハロウィンの夜に突如失踪した恋人を探していくというものです。
作家の中年男性を阿部寛が演じます。
といっても女性を捜索していという感じではなく、基本は作家が日常を生活を送っていて、行きつけのバー等の人間関係の中から恋人について情報を得ていきます。
ドラマティックな展開がされる訳ではなく日常の他愛無い人との繋がりと人間関係の機微を描いたドラマのように感じました。
初めから見てないのでストーリーは最後までモヤっとしてしまいましたが、どこにでもありそうな日常の中のドラマを淡々とだけど印象的に描いていて、16mmフィルムで撮影された淡い映像が印象的でした。
主題歌インプレッション
このドラマの見どころ・聴きどころとなるのが最後に毎回日替わりで変わるアーティストの主題歌です。
全10話毎に全10組のそれぞれ異なるアーティストがエンディング・テーマ曲を担当するという冒険的な異色な企画で、しかも全曲ライヴ・パフォーマンスで披露されているという点にそそられ見始めました。
その週のストーリーに合わせて毎回、曲とアーティストが変わるのが斬新でした。
ドラマの劇伴楽曲を手掛けてたTENDRE、ドラマ内でバーのママ?的役どころの久しぶりの女優活動となるCharaを初め、他に知っているアーティストのROTH BART BARON、七尾旅人等が演奏で出演しています。。
テレビではなかなか観れない玄人好みのアーティストの映像・ライヴを見れたのは良かったです。
そしてこのドラマをきっかけに知ったアーティストである奇妙礼太郎に出会えたのも収穫です。
少なくとも音楽ファンにはドラマよりもこのエンディングの主題歌とライヴ鑑賞目的だけでも楽しめると思います。
実際、私が見始めたきっかけはそうでしたし、ドラマと音楽との関係性と関わり方がアップデートされていて楽しめました。
知らないアーティストさんが多かったので下記のskream!のこのドラマと主題歌の紹介サイトが参考になりました。
そしてこのたび、本作のエンディング楽曲情報が解禁。全10組のアーティストが全10話それぞれのエンディングを担当するという異例の企画が実現。
オリジナル・ドラマ・シリーズ”すべて忘れてしまうから”、毎話変わるエンディング楽曲をTENDRE、Chara、No Busesほか10組の豪華アーティストがライヴ・パフォーマンス。TENDREは自身初となる劇伴も担当 | skream!
日曜日
下剋上球児

- 系列:TBS系(後9:00~9:54)
- 出演:鈴木亮平、黒木華 他
- 主題歌
アーティスト:Superfly
曲名:Ashes
ドラマ・インプレッション
土曜日は紹介ドラマは無しで続いて日曜日です。
2023年秋期のドラマで一番ドラマとして好きだったのがこの[下剋上球児]です。
とにかく単純明快、スカッと理屈抜きに楽しめます。
高校野球をテーマにした現代のスポ根ものなのですが、主演で監督役の鈴木亮平、最近は様々な役柄に挑戦している黒木華、そして高校野球モノには一番欠かせない高校球児も魅力的な少年達が揃ったこともあり、野球部に関わる俳優陣の溌剌とした熱い演技が印象的でした。
とりわけ鈴木亮平の爽やさと男らしさとほんのりとした男の色気がこのドラマの主役にはハマっていたし、黒木華の元気で一生懸命な野球マニアキャラと練習や試合での球場での力強い声は女優としての底力に改めて感銘を受けました。
やっぱりスポーツを題材とした(しかも王道の高校野球)、分かりやすさと熱さというのはいつの時代も視聴者を勇気づけるし熱中させてくれます。
毎回毎回事件が発生する度に「なんだよ、やっといい感じに軌道に乗ったのに!」と視聴者をハラハラさせながら、野球部の危機が続くところも日曜劇場の醍醐味です。
そしてその度に皆の絆が強まっていくというベタな展開を素直に感動して楽しみ月曜からの仕事や学校の活力にするためのドラマです。
主題歌インプレッション
主題歌はSuperflyの[Ashes]です。
SuperflyらしいJ-ROCKナンバーで、ドラマを見てないとどってことない曲なのかもしまれませんが、毎回ドラマの一番良いところ、盛り上がる熱いところで流れるので毎回毎回イントロが流れてくる度にゾクゾクしてました。
Superflyは文句のつけようの無い越智志帆のエネルギッシュでエモーショナルなヴォーカルと、70年代ロックの初期衝動とポップさと併せ持ったファーストとセカンド・アルバムが大好きでよく聴いていましが、最近の作品はめっきり聴かなくなってしまってましが、この手の熱いJ-ROCKナンバーでは越智志帆のヴォーカルはハマるし、右に出る者はいないでしょう。
ドラマの中で「ここが本日のクライマックス!」とばかりに熱と感動をしっかり伝えてくれた曲となりました。
セクシー田中さん
- 系列:TBS系(後10:30~11:25)
- 出演:木南晴夏 他
- 主題歌
アーティスト:LE SSERAFIM
曲名:ドレスコード (Prod. Imase)
ドラマ・インプレッション
木南晴夏のゴールデンプライム帯連続ドラマ初主演となった今作[セクシー田中さん]。
有名女優さんなので20代の頃に何作かゴールデン帯でも主演しているかと思い込んでたので初というのが結構意外でした。
木南晴夏さんといえば世間一般的にも話題になった映画20世紀少年の小泉響子役が有名だと思うのですが、マンガから出てきたキャラクターそっくりの役が衝撃的でずっとその能天気で、シリアスなドラマでも一発で和ませてしまうような明るいキャラ・イメージを持っている人です。
最近見たドラマではバカリズムが脚本を担当して安藤サクラが主演の[ブラッシュアップライフ]の、みーぽん役が当時の木南さんがそのまま普通の女性として成長した素とドラマの境界線が無いような演技と雰囲気が合っていました。
今作の彼女は地味で恋人も友達もいないアラフォーとなったOLさん、しかし裏ではセクシー・ベリーダンサーという役どころです。
どちらかというと自己評価が低いキャラの印象が最後まで強くちょっと木南さんのキャラとは合わないのでは…という違和感が最後まで拭えませんでした。
とはいえ今の彼女の年齢ですっぴんでもこのキレイさとスタイルの良さをキープしている木南さんはこのマンガ原作のドラマにはぴったりの女優さんだったのだろうと思います。
ひょんなことから木南さん演じるSaliのベリーダンスを見て感激して大ファンとなってしまった朱里役の生見愛瑠さんの溌剌とした演技が若い時の木南さんを見ているようで、良い演技する魅力的な女優さんになったなぁ、と感激しました。
木南さんの若い頃の天然さと比べるとイマドキ女子で生意気なところもあるのですが、ダンスを踊るとリズム感がなくヘロヘロなんだけど自分が楽しければ良いという前向きさを持つキャラが若い頃の木南さんを彷彿させるところがあったりました。
ドラマは自分に自信の無さを抱えながらベリーダンスに打ち込む木南さん演じるSaliさんに、朱里を始めとした周囲の人たちが惹かれていきSaliに触発される形で自分も成長していくという個を尊重する今らしいテーマを持つドラマでしたが、愛瑠さんを始めとした助演俳優のがんばりが光るドラマでした。
個人的にはベリーダンス教師役の高橋メアリージュンや朱里の恋人となる前田光輝、ベリーダンスのステージを提供するバーのマスターの安田顕の演技がこのドラマを生き生きとしたものにしてたと思います。
また、年がバレますが幼少時代に初めてほのかな恋心を持った大アイドルの未唯mieさんがベリーダンスのカリスマとして元気に出演していたのも嬉しかったです。
主題歌インプレッション
なんだかんだドラマの感想が長くなりましたが、主題歌は今話題のK-POP女性グループLE SSERAFIMの[ドレスコード]です。
K-POPは私の苦手分野なのでまともなコメントができないですが、この曲はK-POPというよりもJ-POPに近い感覚です。
それもそのはずでimaseが楽曲提供とプロデュースをしています。
今にアップデートされたJ-POPと、2023年ブレイクしたK-POPグループ LE SSERAFIM の持つさすがの歌の上手さの洗練されたヴォーカルスタイルがマッチした佳曲に仕上がってます。
歌詞もちょっとした嫌なことがあっても自分らしく飾らずひらりとかわして進んでいくわ、といったちょっとクールで前向きなで背筋が伸びる感じになっていて好感の持てる歌に仕上がってます。
笑ってほろっとするホームコメディのこのドラマとマッチした曲だったと思います。
ん〜、やっぱりimase は才能あるなと感じたし、imaseカラーを見事に自分たちのものにした LE SSERAFIM も素晴らしいです。


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