2023年10月 今月のこの逸曲 (洋楽編) Part.5
- リリース日:2023年10月13日
2023年10月最後の逸曲は2023年の10月13日にリリースされたバッド・バニー (Bud Bunny)の 最新オリジナル・アルバム[Nadie Sabe Lo Que Va a Pasar Mañana]に収録されているシングル曲数曲を紹介です。
正直ちょっと思い入れの強いベテランや人気アーティストの聞き慣れしんだトラックを紹介していったので、私にとって苦手分野に挑戦といったトラックの紹介です。
とはいえこのバッド・バニーも今や世界的に超人気アーティストです。
プエルトリコ人の歌手・ラッパーで、ヒップ・ホップですがジャンルとしてはラテン・トラップに属するそうです。
クラブ界隈やDJの方だと詳細な魅力やうんちくが聞けると思うのですが私のようなヒップ・ホップに疎い人間には聴いて感じるだけです。
リリースほやほやで1時間強の大作ニュー・アルバムなので聴き込むということは出来てないので、シングルとしてリリースされた[Un Preview],[Monaco]を聴いてみましたが、シンプルなシンセにハイハットやスネア・ドラムを強調したビートにスペイン語のユニークなラップが乗っかるといった感じです。
前作[Un Verano Sin Ti]も聴いたのですが、印象的なメロディを持つ曲がある訳ではないので、名曲だーとか、いい曲だなぁとしみじみ感じる類いではなくカッコ良いとか感じる訳でもなく、ある種ポップ・ミュージックとして退屈な印象を受けるのですが、なんかクセになってついついリピートしてしまう中毒感があります。
バッド・バニーの声の良さとPVで見るイケメンという程ではないですが洒落ててユニークなキャラと飾らない人懐っこさを感じ、そして繰り返される「OI!」という合いの手が心地よく感じます。
この人はよく知らないですが、先月ライヴのレポをしたポスト・マローンぽい町のあんちゃん感を感じます。
[Monaco]は元ネタは調べてないですが、古い映画の懐かしいストリングスのメロディと、何を歌っているか全く分かりませんがバッド・バニーのスペイン語のラップとビートの心地よさを感じます。
[Un Preview]も印象的なシンセフレーズから始まり強めのビートが絡んできて、ちょい早口気味のラップが乗ってきてノリの良い心地よさを感じる曲です。
こんな程度しか書けないので拙すぎる感想ですが、早口でまくし立てるアメリカ産のラップよりもBGM感覚でレイドバックした心地よさとキレの良いビートを感じながら気軽に心地よさに身をまかせて聴くヒップホップというところが魅力かなと思いました。
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